ホームセキュリティもいいけれど

防犯対策をするうえで、一番有効なのは「いつも誰かが、被害に合わないように見張っていてくれる」という状況を作ることだと思います。
ホームセキュリティに加入しようか、と考える人もいるでしょう。
それも、そういった状況を作るための工夫と言えるでしょう。
もちろんホームセキュリティにはいい点がたくさんあります。
多角的な防犯の方法をプロの方に提案してもらえますし、相手へのプレッシャーだけでもずいぶんと効果があることでしょう。
ただ、ネックとなるのはそのコスト。
そして、実際に防犯センサーが働いたときに、駆けつけてもらえるまでの時間、となります。
この時間が長くかかってしまうと、「警報が鳴ってもお構いなしに侵入され、警備の人が来る前に仕事を終えられてしまう」ということにもなりかねません。

ご近所同士のつながり

ホームセキュリティもいいんですが、タダでできる対策で、「いつも誰かが自分の家を見ていてくれる」という状況を作ることもできます。それがご近所づきあい、ですね。
ご近所さんと仲良くしていれば、ごく自然に「見知らぬ人が、●●さんの家を覗いているみたいだけど・・?」といった「チェック」をしていただけることと思います。
空き巣は仕事の前に「下見」をすることも多いものなので、ごく自然に自分に向けられる視線があるというのは「仕事がしづらい環境」と判断することと思います。

まずはご近所さんに自分の存在を知ってもらうことが大切です。
特に「○○をしなければならない」ということではなく、外で会ったときにはきちんと挨拶をするようにしましょう。
また、ご近所さんとの関係というと、「トラブル」というものも多いように思います。
主にマナーや騒音などがトラブルのもととなってしまうことが多いです。
こういった点に普段から気を配っておく、というのも、ご近所さんとの円滑な付き合いをするためには重要なことだと思います。
「子供が小さくて、どうしてもある程度の騒音は出てしまう・・」といった場合でも、挨拶のついでに「ご迷惑をおかけしていませんでしょうか?」といった一言があるだけで、自分への印象は大きく違うことでしょう。
「毎日うるさい!」と思っていた音でも、「音を出す相手」のことを良く知っていれば「今日も元気でほほえましい」なんて思えるようになる、ということもよくあることです。
そういった気遣いをすることで、気持ちよく暮らしていけるだけでなく、防犯上でも心強い味方となってくれることでしょう。
もし、不審な人を何度も見かけるようなことがあれば、「あれは知っている方?」とか「こんな人がいたよ」といった情報をもらうことも可能です。
事前により強固な防犯対策をすることも可能となるでしょう。

ご近所づきあいに不安があるという方は、引っ越しをする際に周辺地域にどのような人が多いのか調べてから引っ越しすることをお勧めします。
例えば周辺に大きな工場がある地域は工場勤務の人が増えますし、高級住宅街でしたら収入が高い人が多くなります。自分の身の丈に合った地域に住むことで、人付き合いは比較的上手く行きやすいはずです。
そもそも、治安がいいとされている土地に住むことも防犯に繋がります。一度、治安がいい土地の物件の値段を見て、手が届くかどうか確認することをお勧めします。

自分の家を見ていてくれる「目」があるというのは心強いですよね。
実際に、ご近所同士の結束が固い地域では、空き巣の被害が少ない、というデータもあるそうです。
そういった面からもしっかりと防犯対策をしておけたら、より安心ですね。