留守かどうかのチェック

空き巣が侵入する家を決める場合、「下見」をすることがほとんどです。
場合によっては家の設備や生活スタイル、そして周囲の環境を、何度も何度もチェックされ、「この家ならば大丈夫」というある程度の「自信」を持って、実際の「仕事」を行うこととなります。
要するに、空き巣に狙われやすい家というのはある程度偏ってくる、ということですね。
空き巣被害に合わないためには、この下見の段階で「この家は侵入しづらい」と思わせることが重要となってきます。

泥棒が下見の際にチェックするのは、家主が留守かどうか。
そして、留守になりやすい時間帯のチェックですね。
毎日決まった時間に外出・帰宅をする方の場合は、狙われやすいと言えるでしょう。
決まった時間に家を空けるということは、その分「自分の仕事中に急に帰宅する」なんていう危険性も低くなります。
空き巣にとっては、仕事のしやすい環境と言えるでしょう。
かといって、サラリーマンの方などの場合、「防犯対策のために、不定期に会社に行かない」なんてことが許されるはずもありません。
いろいろな工夫で、留守を悟らせない、という工夫が必要になってくるでしょう。

逃走経路についてチェック

その他空き巣がチェックするのは、逃走経路についてです。
万が一見つかった場合にも、逃げやすいこと。
また、逃げ道がたくさんあることが空き巣にとっては「仕事のしやすい条件」となります。
また、人の出入りが多い家は、その分敷地内に入りやすいと言えるでしょう。
業者などに変装して玄関付近まで侵入。
その後、玄関ポーチでピッキングやサムターン回しなどであっという間に室内へ、ということも可能になってしまいます。
そのほか、人通りが少ないこと、人目に付きにくい場所があること、二階への侵入を試みる場合には、足場となるものなどもチェックされています。

しかし交通量も多く、人目につきやすそうな場所であっても油断はできません。
交通量が多く、比較的うるさい場所というのは、
ガラスなどを割っても周囲に気づかれにくいという特徴があります。
そういった場合には、死角となる場所を作らない、などの対策が必要と言えるでしょう。

防犯意識の高さをチェック

また、空き巣は、その家の住人の「防犯意識の高さ」についてもチェックをしています。
やはり、家の周囲にあれこれと防犯対策を行っている家は、心理的にも狙いにくいと言えると思います。
室内に侵入してみたら、自分の想像以上の対策が施されていた、なんてこともあり得ますからね。
そういった家は、「下見」の段階で、優先順位の高い「空き巣先候補」にはならないでしょう。

空き巣などの被害を防ぐには、「下見」の段階で、空き巣に諦めさせることが重要となります。
近年は、在宅時の隙を狙っての犯罪も増加していますが、泥棒の7割以上の手口が「空き巣」です。
在宅時間が長いということは、それだけ「下見」の段階で候補から外されやすいということでもあります。
留守とわからない工夫もしっかりとしていく必要がありそうですね。